
時代が多様化しても、芸術の終焉は無い
佃 堅輔
美術評論家/法政大学名誉教授/ハートアートコミュニケーション特別協力
わたしたちは新世紀を迎えたが、時代の様相は、ますます多様化してゆくように見える。IT革命などによって、すべてが大きな変革を余儀無くされてゆくのだろうか。こと芸術分野において、新時代は、どのように反映してゆくのか。二十世紀芸術は、さまざまな表現様式を果敢に試み、まさに百花撩乱の感があったが、時代の成果の共通項を見い出すことが出来なかった。ある学者は、芸術の終焉を唱え、芸術の中心の喪失を嘆いたが、しかし芸術の終焉などはありえないだろう。なぜなら人間が、みずからの生を営んでいる限り、人間が夢見、憧憬する芸術創造は決して中断されることはないのだから。わたしたちのHeart
Art Communicationによって、現代という時代状況のなかに、芸術の可能性を探ろうとするのである。
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